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乾燥による火災リスク

2025年10月10日

日中はまだ暑さの残る日もありますが、朝晩の空気には少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。
ここ北九州でも季節の変わり目を迎え、これからは乾燥が進みやすい時期に入ります。湿度が下がり始めるこの季節は、火災の発生リスクが高まる時期でもあります。暖房器具の使用が増える前の今こそ、火の取り扱いや防火対策を見直しておきたいタイミングです。
今回は、これからの季節に注意したい「乾燥による火災リスク」についてご紹介します。

乾燥による火災リスク

乾燥が火災を引き起こしやすくする理由

空気が乾燥すると、湿度が低下し、静電気や可燃物への着火が起きやすくなります。
また、木材や紙、布などの身近なものも乾いていると燃え広がりやすくなり、わずかな火花でも大きな火災につながることがあります。
特に注意が必要なのは、ストーブやコンロの近くにあるカーテン・ティッシュ・衣類など。乾燥によって引火の可能性が高まるため、日ごろから火のそばに可燃物を置かないようにしましょう。

主な出火原因と乾燥シーズンの注意点

乾燥する季節は、火の粉や熱が周囲に広がりやすく、ちょっとした不注意が火災につながる危険性があります。ここでは、秋から冬にかけて特に注意したい出火原因を紹介します。

●たばこ

火のついたたばこの不始末は、年間を通して多くの火災原因の一つです。特に乾燥時期は、灰皿の中の吸い殻や落とした火種が可燃物に燃え移る危険が高まります。屋外での喫煙後は、確実に火が消えていることを確認しましょう。

●たき火

レジャーや庭仕事などで行うたき火も、風が強く乾燥した日には延焼リスクが高まります。周囲に燃えやすいものがない場所を選び、水を用意してから実施するなど、十分な注意が必要です。

●コンロ

ガスコンロやIHヒーターを使用する際の油の過熱や、調理中の離席による火災も多く発生しています。乾燥した時期は、炎が立ちやすく油煙も燃えやすくなるため、調理中はその場を離れないことが鉄則です。

●電気機器

ストーブや電気ヒーターなどを使い始めるこの時期は、コードの損傷やホコリの蓄積による発火にも注意が必要です。家具やカーテンとの距離を十分に取り、定期的にコンセントまわりの清掃を行いましょう。

火災を防ぐための備えと日常対策

乾燥が進むこれからの季節は、火の取り扱いだけでなく、日常の中でできる「予防の意識」が何より大切です。特別な設備がなくても、少しの工夫で火災リスクを大幅に減らすことができます。

●日常の点検を習慣に

・コンセントやコードのほこりをこまめに掃除しましょう。
・暖房器具を使う前に、コードの傷みやゆるみをチェック。
・ストーブやガス機器のまわりには、燃えやすい物を置かないようにします。

●加湿で「燃えにくい空気」に

湿度が40%を下回ると、火の粉が燃え広がりやすくなります。
加湿器や室内干しを活用して、湿度50~60%を目安に保ちましょう。

● 外出前・就寝前の「ひと呼吸確認」

・火の元をすべて消したか
・電源を切り忘れていないか
・たばこの火が完全に消えているか
この3つを確認するだけでも、火災はぐっと防げます。

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