2025年9月1日
今年も夏の暑さが和らぎ、少しずつ秋の気配を感じられる時期となりました。しかし、季節の変わり目は火災や災害のリスクが高まる時期でもあります。乾燥した空気や残暑による火災の発生、台風などの自然災害への備えは決して怠ることができません。
こうした防災意識を改めて確認するタイミングが、9月1日の防災の日です。家庭や職場での消防設備の点検や避難経路の確認など、日頃の備えを見直してみましょう。
防災の日は、毎年9月1日に制定されています。この日は、災害に対する備えを習慣化し、防災意識を高めることを目的としています。
なぜこの日が選ばれたかというと、1923年9月1日に発生した関東大震災の教訓を忘れないためです。大地震によって甚大な被害が生じたことを踏まえ、政府はこの日を全国的な防災意識の向上の日と定めました。
現在では、防災の日に合わせて避難訓練や消防設備の点検、防災教育などの啓発活動が行われ、災害への備えや安全意識を確認するきっかけとして広く活用されています。
防災意識とは、災害や火災などのリスクを日頃から意識し、いざという時に備える心構えのことです。災害はいつ起こるか分からず、準備が不十分だと被害が大きくなる可能性があります。そのため、日常生活の中で少しずつ防災意識を高め、具体的な行動につなげることが重要です。
家庭や職場で日頃からできる防災意識のポイントは、次のようなものがあります。
●消防設備の点検
消火器や火災報知器が正常に作動するか定期的に確認する
●避難経路・避難場所の確認
緊急時にどの道を通って安全に避難できるかを把握する
●非常用持ち出し品の準備
飲料水や非常食、懐中電灯など、災害時に必要な物品を揃えておく
●火気や電気の取り扱いに注意
コンセントの使いすぎや調理中の火の管理など、日常の安全確認を怠らない
●防災訓練への参加
家庭でも職場でも、避難や消火のシミュレーションを行い、行動を体に覚えさせる
日頃からこれらの習慣を意識することで、いざという時に落ち着いて行動できる力が身につきます。防災意識は特別な知識や大掛かりな準備だけでなく、日常の小さな行動の積み重ねが命や財産を守る大きな力となるのです。
防災対策を考える際、専門家に相談することも一つの手です。専門家の視点から設備の状態や避難経路の確認をしてもらうことで、日頃気づきにくい問題点を把握でき、より安心して備えを整えることができます。
弊社は万一の火災に備え、地域の皆さまに安全で快適な生活をしていただけるよう日々努力しています。
〒802-0043 福岡県北九州市小倉北区足原1-5-37
お気軽にお問い合わせください。 093-541-9955
2025年8月8日
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2025年7月8日
今年の夏も全国的に気温が高く、北九州でも梅雨明けから蒸し暑い日が続いています。いよいよ本格的な夏の到来です。夏といえば、バーベキューや花火など楽しいレジャーが増える季節ですが、火の不始末による火災や事故も少なくありません。楽しい時間が悲しい思い出にならないよう、今回は火災の危険性や実際の事例をふまえて、注意したいポイントをご紹介します。
ほんの少しの油断が、思わぬ火災につながっています。以下の実例を通して、その危険性を知っておきましょう。
炭の火の付きが悪く、「もう少し足そう」と着火剤を継ぎ足した瞬間、ボンッと大きな炎が噴き上がり、そばにいた人の服に燃え移る事故が発生しました。
着火剤の継ぎ足しは非常に危険で、急激な引火や爆発的な燃え広がりの原因になります。
●注意点:着火剤は初めに必要な分だけ。追加投入は厳禁
使い終えた炭を、火が消えたように見えたためバーベキューコンロごと物置に片づけて帰宅。ところが、炭に残っていた火種が周囲の木材に燃え移り、数時間後に物置から出火しました。
●注意点:炭は「消えたように見えても完全に鎮火していない」ことが多いため、必ず水でしっかり冷やしてから処分を。
BBQ中に手指の消毒のために置いていたアルコールスプレーが高温と火の近さで引火し、火の手があがるという事例も。とくに直射日光下や炭火のそばでは注意が必要です。
●注意点:可燃性のあるものは火のそばに置かない。アルコールは思った以上に引火しやすい危険物です。
風で倒れそうだったため、花火を手で押さえながら点火。着火直後に激しく噴き出した炎が腕に直撃しやけどに。
●注意点:花火はしっかりと安定した平らな地面に置くこと。人が押さえるのは厳禁です。
民家の立木にできたハチの巣の近くで使用したところ、直前にスプレーした殺虫剤の成分に引火し、立木の一部を焼損。
●注意点:花火は本来の使い方だけで。スプレー類の近くでは絶対に点火しない。
自宅のガレージ内で花火をしていたところ、ロングスカートに火が引火し、一部が焼損。さらに両手にも火傷を負いました。
●注意点:花火は広い屋外で、安全な服装で行うのが鉄則。
消火器までは持ち歩かない方も多いと思いますが、最近は片手で使えるスプレー式の簡易消火具や、火元にかぶせるだけで酸素を遮断するシートも市販されています。バケツに水を入れて常備しておくだけでも、初期消火の備えになります。
弊社は万一の火災に備え、地域の皆さまに安全で快適な生活をしていただけるよう日々努力しています。
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2025年6月17日
今年の夏も気温が高く、暑い夏になる見込みだそうです。ここ北九州でも、すでに蒸し暑い日が増えており、これから本格的な夏の暑さがやってくるとみられています。暑い夏を乗り切るのに欠かせないエアコンや扇風機ですが、間違った使い方をしたり、きちんとメンテナンスをしなかったりすると、故障による思わぬ事故を起こす恐れがあります。
主な火災事故原因として、電源コードなどの継ぎ足しや電源コードとプラグの不適切な接続によって、接触不良が生じ、発熱、発火したり、長年の使用によって部品が経年劣化し、漏電したことによる発火するケースがあげられます。
エアコンの室内機・室外機ともに以下のような異常がないか確認しましょう!
もしエアコンに異常を感じたらまずエアコンを停止させて、コンセントを抜いて、使用をやめてください。
注意点
扇風機による主な事故原因として、長期間使用による部品の経年劣化により、扇風機の使用中にショートして発火し、火花が発生してホコリなどに着火してしまい、火災が発生するケースがあげられます。
以下のような異常がないか確認しましょう!
注意点
エアコンや扇風機による火災事故は製造から10年以上経っている製品で多く発生しています。
異常を感じたら使用を中止しましょう。
弊社は万一の火災に備え、地域の皆さまに安全で快適な生活をしていただけるよう日々努力しています。
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2025年5月9日
5月も半ばを迎え、気温の上昇とともに湿度も徐々に高まる季節となりました。この時期、建物や施設の管理者の皆様にとって大切なのが、「梅雨入り前の設備チェック」です。
湿気は、消防・電気・通報設備など、さまざまな安全機器に影響を与えます。日常の点検では見過ごされがちなトラブルの“予兆”に、この季節は特に注意が必要です。以下のような事例は、実際によく起こる梅雨時期のトラブルです。
これらはすべて、“異常が起きる前の点検”=予防保全によって未然に防げるケースです。
北九州消防システムサービスでは最新の消防設備や消火器具のご紹介、設置・点検サービスも承っております。お気軽にご相談ください。
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有限会社北九州消防システムサービス
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